BABYMETAL オッサンファンは素晴らしい!の話。ひたすら自画自賛的なw、その1
世の中、BABYMETAL である。
日本だけではない。
世界的な兆候なのである。
今さら僕が指摘するまでもなく。
BABYMETAL が、そしてその周辺部がとんでもないことになっている昨今。
時代の波に乗った女子たちは天下無敵、その勢いはとどまることを知らない。
『世界征服』なる言葉がハッタリではなく、本当にそれを実現させてしまいそうなイキフン。
“Kawaiiness”の破壊力は、徹底して情け容赦なく、3人は微笑みながら、いともやすやすと世界征服への道を歩みつつあるのであった……。
ベビメタのファンには僕のような“年長組”も少なくないようだ。
かくいう僕の周囲にも数名いる。
んでもって、考えてみた。
果たしてオッサンファンはウザいのか? w
決して一般論ではない。
偏見はないが独断でありw、僕及びその周囲にまつわる、あくまでも個人的見解にすぎない。
さて。
能書きはいい。
オッサンファンが、ウザいどころか、いかに素晴らしいか?wということを、今日から5回にわたってじっくりと。考えてみたい。
とりあえず本日はその1「オッサンファンはベビメタに対する忠誠心が非常に高い!」の話。
オッサンファンは、この世におけるその長い歴史ゆえ、これまでに様々な音楽を聴いて来ている。
邦楽なら小学唱歌、軍歌、演歌、昭和歌謡、グループサウンズ、70年代フォーク、ニューミュージック、Jポップ、ビーイング、小室、エイベックス、その他。
洋楽なら黒人霊歌、ケルト、トラディショナルなアメリカンフォーク、プレスリー、ビートルズにストーンズ、ツェッペリンにサバス、グランドファンクレイルロード。
中には、ナッシュビルでプレスリーを見たとか、ビートルズの来日公演に行ったとか、ウッドストックに参加したとか、グランドファンクの後楽園では、嵐の中スワンダンスを踊ったなどという強者(つわもの)だっているくらいだ。
その他、クラシック、ジャズ、イージーリスニング(ポール・モーリア!)、映画音楽、何でもかんでも色々知っている。
要するに音楽的に極めて博識なのである(おんとか?)
本物を知っている……と言っても決して過言ではあるまい(キリッ!)。
結果として、皆、音楽にはそれなりのコダワリを持っている。
新しい音楽を聴かされたところで、そうそう簡単に好きになったりはしない。
自分が持つ価値判断の基準に達していない音楽は、歯牙にもかけない。情け容赦なく切り捨てる。
頑固なのである。
ただ単に若くて可愛くてキレイな婦女子が歌い踊っているというだけでは、もとよりお話にならないのである。
全方位的にハイクオリティでなければ、興味を示さない。
オッサンは若者に比べて残り時間が少ないという側面も看過できまい。
残された時間を高濃度で充実させねばならない。
ロウクオリティな音楽にかかずらっているヒマはないのである。
そのウルサ方が好きになる音楽。
それは本当の本物であり、音楽シーンにおいて盤石となり得る音楽である。
BABYMETAL がまさにそれだ。
うる星やつらを黙らせ、満足させ、ブチ狂わせる。
オッサンファンたるもの、音楽に対して、長年培われたコダワリがありウルサいからこそ、ひとたび好きになると、本気になる。
あれもこれもではなく、気に入った音楽、気に入ったアーティストには徹底的にのめり込む。
しかし、大いなるこだわりを見せる一方、そのこだわりをバックアップする部分に、正直なところ、心配な点もある。
体力だ。
これは、例えばモッシュシュピットにおいて顕著である。
要するに持たないのである。
あの強烈な圧縮に。
周囲から容赦なく降りかかって来る、あの強烈な汗と吐息に。
あの強烈な熱、すなわち周囲のメイトさんたちのアツい気持ち、そして物理的な熱量とに。
WoDやサークルモッシュに参加することの楽しみを十二分にわかっているだけに、この体力的な問題はなかなか悩ましいw
昨年9月の幕張では、初日がアリーナAブロックで、ほぼ真ん前という好位置に付くことができた僕。
でも、中盤からパワーロスに見舞われ、徐々に後方へ撤退せざるを得なかった(苦w
とはいえ。
とりあえず一息ついた時点で、WoDのドサクサに紛れ、ぽっかりと空いた間隙をぬってまたフロントに復帰というセコい手段に出た(サーセン、もうしません)。
体力といえば、夏は暑がり、冬は寒がりという点もあろう。
プレミアムなグッズを買うにしても、夏空の下、冬空の下、色々と大変なのである。
閑話休題。
オッサンファン、その忠誠心には実に恐ろしいものすらある。
例えば、毎朝起きたときである。
ベビメタフラッグに敬礼する。
ポスターに向かって三人の名前と共に「おはよ~♪」と話かける。
このぐらいは皆誰でもやっている(推定伝聞)。
Su-metal は女王であり、Yuimetal と Moametal は姫なのである。
浮気はしない。
ひたすら BABYMETAL なのである。
オッサンは本物を知っているがゆえ、ベビメタに対する忠誠心は鋼鉄よりも堅く強固なのであった。
以下、その2へ続く。
(注: これは決して一般論ではない。偏見はないが独断でありw、僕及びその周辺部にまつわる、あくまでも個人的見解にすぎない。万が一似たようなケースがあったとしても、それは単なる偶然の一致にすぎない)