珍論「BABYMETAL 制作チームの“欧米コンプレックス”」 ～ 珍論論客と口（くち）プロレスの所作等ｗ
珍論「BABYMETAL 制作チームの“欧米コンプレックス”」
～ 珍論論客と口（くち）プロレスの所作等ｗ
平成２７年３月２３日月曜日。
西新宿＠居酒屋 鍛冶屋 文蔵。
男Ａ「“ベービーメタル”ってさ、恥ずかしいよね」
男Ｂ「恥ずかしい？」
Ａ「うん」
Ｂ「何が？」
Ａ「ワールドツアーとかいうタイトルの付いたロードのスケジュール」
Ｂ「スケジュール？」
Ａ「全然ワールドじゃないじゃん」
Ｂ「ワールドっしょ」
Ａ「いんや、欧米ばっかじゃん、去年の夏から、ずっと」
Ｂ「アジアでもやったことあるよ」
Ａ「どこで？」
Ｂ「インドネシアとか、シンガポール、台湾」
Ａ「ブレーク前の話だろ？ オレは去年のワールドツアー以降の話してんの」
Ｂ「んで？」
Ａ「何でアジアは入ってないの？」
Ｂ「いずれ入るって」
Ａ「ど～だかな～（笑）。去年から全然入ってね～し」
Ｂ「色々あんだよ、ビジネス上の理由とか、オマエにはわかんない何かが」
Ａ「違うね」
Ｂ「……？」
Ａ「何ていうかさ、見えんのよ、オレには」
Ｂ「見える？」
Ａ「ああ」
Ｂ「何が」
Ａ「制作サイドが持ってるコンプレックスみたいの」
Ｂ「はあ？ コンプレックスぅ？（笑）」
Ａ「そうそう。白人ってか、欧米に対する」
Ｂ「意味不明（苦笑）」
Ａ「もう、欧米に認められたのが嬉しくてしょうがないってか、もっともっと欧米に認められたい、欧米に出て行きたいみたいな」
Ｂ「それがコンプレックスなんか？」
Ａ「以外の何物でもないっしょ」
Ｂ「ますます意味フメ～（笑）」
Ａ「ヘヴィメタルってさ、元々は欧米の音楽じゃん？」
Ｂ「それが？」
Ａ「日本人がやったところで、それは所詮オママゴトなわけよ」
Ｂ「異議あり」
Ａ「異議却下。“ベービーメタル”はオママゴトのハズだったのに、よりによってメタルの本家、本元で認められちゃった」
Ｂ「素晴らしいことじゃん」
Ａ「棚からボタモチ」
Ｂ「ボタモチでも何でも、とにかく世界的に売れたんだからいいんだよ。あの女子３人はきっちり結果を出した」
Ａ「だからそれが嬉しくてしょうがない」
Ｂ「そりゃ嬉しいに決まってんだろ」
Ａ「憧れの白人様たちに認められたぁ～」
Ｂ「あほくっさ～（笑）」
Ａ「そういやさ、新曲の発表がロンドンだったんだって？」
Ｂ「Road of Resistance」
Ａ「っての？」
Ｂ「ああ」
Ａ「何でわざわざロンドンで発表すんのかってことよ」
Ｂ「何でいちいちそんなことが気になんのかってことよ」
Ａ「わかんね～かな～」
Ｂ「わかんね～、ってかわかる必要もね～」
Ａ「アタマ悪すぎ～」
Ｂ「別にいんじゃね、新曲のワールドプレミアがロンドン」
Ａ「何で日本じゃないの？」
Ｂ「だからあ」
Ａ「だから？」
Ｂ「ベビメタは単なる日本のバンドじゃないんだよ」
Ａ「日本のバンドじゃん」
Ｂ「いや、違うね。すでにグローバルなレベルで活動してるグループだからさ、別にタイミングさえ合えば、新曲発表の場所なんて世界のどこでもいいんだよ」
Ａ「どうかね（笑）。何つーか、やっぱり何かこう感じるんだよ、コンプレックスみたいの」
Ｂ「考えすぎ」
Ａ「"ベービーメタル”ってさ、アジアでも人気あんだろ？」
Ｂ「言ったろ、ベビメタはワールドワイドなグループだからね、アジアとか何とか、いちいち地域で考える必要ないの。中東とかアフリカにだって好きな連中はいるし……てか、大体において、オマエ、アタマ古すぎ」
Ａ「お前、アタマ固すぎ。マーケットとしてはアジアが一番メジャーなはずなのに、『ワールドツアー』にアジアが入ってない件」
Ｂ「今年後半に入ってくる予感」
Ａ「絶対入ってこない悪寒」
Ｂ「だから色々あんの、相手の事情とか」
Ａ「例えば？」
Ｂ「現地プロモーターの問題とか。ちゃんとチケットさばけんのかとか、コミッションの分け方どうするかとか、要するにいろんな権限とか権利関係とか、日本のシステムとは違うだろうし」
Ａ「それは欧米だって同じだろ」
Ｂ「いや、アジアにはアジアのやり方ってか、作法みたいのがあんだよ」
Ａ「んなこたあない」
Ｂ「ある。とにかくローヤー入れて契約詰めて、かっちり固めとかなきゃいけないことがテンコ盛りなはず。そこらへん、アジアだと、日本や欧米とは違うアプローチが必要なんだと思うね」
Ａ「そーかよ、アジアは今日び、はるかにソフィスティケートされてるって。やろうと思えばいくらでもできるはず」
Ｂ「そりゃできるだろ」
Ａ「でもやらない。やろうとしない」
Ｂ「やろうとしてるよ」
Ａ「いや、欧米にしか目が向いてないね」
Ｂ「ま、その何だ、とにかく何でもかんでも欧米コンプレックスにつなげたいわけだ、オマエは」
Ａ「別にそういうわけじゃないけどさ、でも”ベービーメタル”の運営には欧米しか興味ないのがミエミエ」
Ｂ「だからそれはないって」
Ａ「あるね。まあ、しょうがないか。しょせんは日本人だしぃ」
Ｂ「『しょせん』って何だよ、オマエだって日本人のくせして（笑）」
Ａ「日本人である限りさ、いくら音楽のセンスがあっても、演奏テクニックがあっても、ダメなのよ」
Ｂ「何で？」
Ａ「日本人ってだけでＮＧなの」
Ｂ「だから何で？」
Ａ「日本人がいくらあがいたって、欧米の連中には絶対かなわないって。何つーか、出て来るサウンドがショーユ臭すぎるんだな（笑）」
Ｂ「あのバンドのテクニックに対するヒガミにしか聞こえん（笑）」
Ａ「そもそも、日本人にハードロックやヘヴィメタルなんて出来っこないから」
Ｂ「……」
Ａ「わかった？」
Ｂ「ブフフフ……」
Ａ「何だよ」
Ｂ「あのさ」
Ａ「何？」
Ｂ「……（ニヤリ）」
Ａ「あ？」
Ｂ「わかったよ、今」
Ａ「何が？」
Ｂ「欧米コンプレックスにさいなまれてるのがダレかってっこと」
Ａ「オレだって言いたいの？」
Ｂ「図星だべ」
Ａ「アホ」
Ｂ「いや、そう聞こえるよ、何が何でも欧米じゃなきゃダメだってとこに、オマエの強烈なコンプレックスが感じられる」
Ａ「ウケる」
Ｂ「オマエこそ奇形で歪んだコンプレックスにさいなまれてるって結論」
Ａ「面白い話ではある。それは認めよう。しかし、根本的に間違ってる。全面的に却下」
Ｂ「いや、オレは正しい。めっちゃ正しい（笑）」
Ａ「めっちゃ間違ってる」
Ｂ「完璧な正論」
Ａ「コンプレックスは“ベービーメタル”の制作だっての」
Ｂ「そもそも“ベービーメタル”じゃねえから」
Ａ「はあ？」
Ｂ「“ベービーメタル”じゃなくて、“ベビーメタル”だっての」
Ａ「英語で普通に発音すれば“ベービーメタル”だろ」
Ｂ「いや、Su-metal 女王様が言ってた、ヘヴィメタルに掛かってる言葉だから“ベビーメタル”だって」
Ａ「んなもん、かんけ～ね～し」
Ｂ「ださっ（笑）。そんなことも知らね～の？」
Ａ「だから関係ね～っての」
Ｂ「アジアのツアースケジュールは今年後半に組まれてて、いずれ早晩発表される……に１０億レク」
Ａ「んなの絶対出ないに１００億メティカル」
Ｂ「アジアだけじゃなくて、オセアニアのスケジュールも出てくるはず。ゆい＆もあが義務教育を終えたあとだしね」
Ａ「今年後半も欧米オンリーに１千億メティカル」
Ｂ「おし、１千億メティカルもらった。きっちり払えや」
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アンチではないが、無知なヤツ。
珍論には大いに嗤わせてもらった。
しかし、こういう向きにはきっちりベビメタの教育をほどこさねばならない。
そのお役、お引き受け申し上げます、喜んで（はぁと）。
それにしても、鍛冶屋文蔵の名物、スパイシーなチキンの文蔵焼きは相変わらず旨かったな～。
※以下続く（のか？）。
