Su-metal の優しい性格、 さくら学院オフィシャルサイトの写真、 BABYMETAL & さくら学院の紅白共演等

◇ つい先日、3月29日、さくら学院卒業式後に撮られた、さくら学院OG、今年度卒業生、在校生らによる集合写真が何種類か出回っているようだ。

OGの中には懐かしい顔もあったりして、何気にノスタルジックな気分をそそられたりする向きもあるようだが、Su-metal こと中元すず香の世を忍ぶ仮の姿が、ちょっとした話題になっているようだ。

いわく。
「地味」w

ここに掲げた写真においては、後列、向かって右端で地味に微笑んでいる(写真ソース: Twitter @sakura_shokuin)。
なるほど、確かに華やかではない。
オンステージの写真とは異なり。
オフステージの写真はずいぶんと控え目だ。

どうひいき目に見ても。
今や、世界的レベルで飛ぶ鳥を落とす勢いのあるグループのフロントを張っているシンガーには見えない。

ソニスフィア、ヘヴィモントリオールサマーソニックなどのフェス。
また、武道館や幕張メッセ、さいたまSAで、数千人から数万人のオーディエンスを自在にコントロールできるリードヴォーカリストには見えない。
S女よろしく、押し出しが強く、ホール全体を自分の良いように動かせるメタルシンガーには見えない。

しかしである。

僕はこの写真、非常に気に入っている。
何というか、中元すず香の性格の良さ、優しい性格を示す、実に良い写真だと思えるのである。

女王様たるもの、お育ちが大変によろしいのであって、集合写真を撮るに当たっても、決して前に前にとしゃしゃり出たりはしない。

たとえ国際的に活躍するグループのフロントであっても、決してのぼせ上ったり、出しゃばったりしない。
あえて後輩たちを立てて前列に送り、自らはそっと後列の端っこに引っこみ、静かに微笑む。
仮に、後輩たちからフロントやセンターを薦められたとしても、さりげなくお断りする感じであろうか。
右手をそっと後輩の肩に置いているところにも、彼女の優しい性格がにじみ出ている。

そういえば、ベビメタの3人揃い踏みのインタヴューなどでも、Su-metal は Yuimetal や Moametal に積極的に発言させているケースが多い。

別に「押しが弱い」のではない。
要するに謙虚なのである。
ハンブルなのである。
まさに、ロイヤルなお方ならではの立ち振る舞いなのである。

以前、このブログで、中元すず香の日本語が実にきれいであることに触れたことがある。
きれいな日本語を話し、グループ行動においては決して出しゃばったりしない Su-metal 女王様。
真の意味で高貴であり、ロイヤルであらせられるのだ。



◇ 今さっき、さくら学院のオフィシャルHPを恐る恐る開いてみた。

ふう〜。
ほっとした。
安心した。

まだ、ゆいもあがトップページにいたからだ(3月31日、朝7時30分現在)。

ゆいもあがさくら学院の皆とニッコリ笑っている写真(ソース:さくら学院オフィシャルサイト)。

いいね〜。
映えるね〜。
最高だね〜。

やっぱりあの2人はフォトジェニックだし、さくら学院の魂そのものであると思う。

だが。
卒業生は卒業生である。

今日か明日。
ゆいもあが皆と写っている写真は、もはや写っていない新たな写真に差し替えられるはず。

ちょっと寂しい。
いや、かなり寂しい。

PrintScreen で、現行HPのスナップショットを撮っておいた。
トップページをはじめとして、2人のいる主要なページを。
さしずめ卒業記念、のちのちは貴重な思い出の写真となろう。

2人のいないオフィシャルページ。
現実を受け入れ、克服しなければならない。
慣れるまでにはちょっと時間がかかりそうだが、これまたメタル修行のひとつなのである。
と、捉えておきたい。


◇ 今日は3月31日。
今からちょうど9か月後。
今年の大みそか

NHK 紅白歌合戦

これは、あくまでも僕の個人的な希望的妄想なのだが、BABYMETAL とさくら学院の共演を望みたい。

BABYMETAL は国際的に活躍するアーティストらしく、ロンドンあたりからの中継でさっそうと登場。
さくら学院は他の歌手の皆さんと一緒に NHK ホールで。

んでもって、ベビメタとさくら学院、ロンドンと東京でエールを交換したりする。
実現しないかな。

そういえば思い出した。
去年の9月、幕張メッセでのライヴ初日。
アリーナへの入り待ちで並んでいたとき、僕は隣にいたどっかのおっさんと雑談をしていた。
お相手は、トシの頃、赤いチャンチャンコ1〜2歩手前ぐらいのお方であった。
お互いおっさん同士、他愛ない話題で軽く盛り上がりながら、ゲートが開くのを待つ。

んで、僕が何気なく「今年の紅白、ベビメタ出ないっすかね〜」なんて言ったら……。
そのおっさん、いきなり不機嫌になっちゃった。

「キミ、分かってないね」
「は?」
「ベビメタはさ、紅白とかレコ大とか、そういうのとは無縁でいいんだよ。必要ないの。そんなこともわかんないの?」
「はあ……」

聞けば、「ベビメタは“アーティスト”だから」ってことらしい。
とにかく、そのおっさんの哲学としては、ベビメタに紅白は無用なのであった。

う〜む。
まあ、いい。
それはそれで良い。
おっさんの持論はわかった。

しかしだ。

年に1回、国民的とも形容できるような、大きな歌の祭典。
もしも、そこにベビメタが出演するとしたら。

素晴らしいと思う。
日本全国にベビメタを知ってもらう、良いチャンスにもなるはず。

さらには、さくら学院と共演する。
さらには、OGたちもステージに応援に駆け付ける。

大いに盛り上がるであろう。
ベビメタメイトであり、さ学父兄でもある僕としては、万が一実現の際には、何が何でも絶対に盛り上げたいと思うのである。